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無線綴じ製本

本文を表紙でくるみ背の部分を糊で固める製本方法です。

無線綴じとは、本文が書かれた紙を1枚ずつページ順に重ね、背の部分に接着剤をつけ、最後に表紙でくるむ製本方法です。
「線(ホチキスや糸など)」を使わずに綴じることから無線綴じと呼ばれます。
無線綴じは、接着剤をつけるために一定の厚みが必要です。
そのため、少ないページの製本ができません。また、ページが多すぎても少なくても接着剤で固定することが難しくなるため、一般的に16~500ページの作品集やカタログなどの製本で使われます。
無線綴じは、別仕立ての厚い表紙で本文が書かれた紙をくるんだ上製本(ハードカバー)と、同じ用紙でくるむ並製本(ソフトカバー)のどちらにも使われます。そのため、小説やビジネス書など市販されている本の形で冊子を作りたいと希望する方は無線綴じを使って製本することが多いです。